僕は真空管のアンプで鳴らす音楽の音質が好きです。
特にバイオリンやチェロの弦の音、それにボーカルを好んで聴きます。
真空管と聞くと古くさい感覚や非力な感じを持たれる方も多いのですが、それよりもそれを上回る魅力を真空管アンプは持っていると思います。
特にバイオリンやチェロの胴鳴りの再現やボーカルの音の広がり感には痺れてしまいます。
この独特の音質が僕の日頃の色々なストレスをスッと解き放してくれるのです。
真空管アンプの音色の最大の特徴といえる倍音の再現は、自然界に存在してアルファー波の出現を促すといわれる「ゆらぎのf」と似ているように思います。
とげのない柔らかで滑らかな音。心の奥底までゆっくりと滲みていくたおやかな音に魅せられています。
音に包まれて、好きな音楽を楽しむ毎日の少しの時間を僕はとても大切にしています。
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